直木賞受賞作品 その3

3-1 僑人の檻 五月女貢

僑人の檻 五月女貢

第60回直木賞 S43.11.16 講談社 
カバー帯 銀ペン署名・日付入り 
1冊:42,000円(コンディション良好)
※明治新政府を震駭させた奴隷船マリア・ルース号事件を背景に、一華僑の強烈なバイタリティーを描く衝撃の巨編!(帯文)。2008.12.23胃がんのため82歳で死去。


3-2  てんのじ村 難波利三

2  てんのじ村 難波利三

第91回直木賞 S59.4.30発行 実業之日本社
カバー帯(帯僅ヤケ) 毛筆識語署名・日付・落款入り 
1冊:6,100円(コンディション良好)
※通天閣の下、しがない芸人の集り住一郭があった。時代にとり残されたまま次第に老齢を迎える芸人達の哀歓をしみじみと描く傑作。


3-3 魚河岸ものがたり 森田誠吾

魚河岸ものがたり 森田誠吾

第94回直木賞 S60.9.25発行 新潮社
カバー帯 識語署名・落款入り 
1冊:19,000円(コンディション良好)
※だれもがかしと呼ぶ隅田河口のまちに、ひとつの秘密を抱いた青年が住みついた。そこに住む人にとって、「どこの誰」より「どんな誰か」が大切なまち。そんなまちの心優しい人々とともに彼は暮らし、〈秘密〉から解放される日の来るのを待っていた。心ならずも魚河岸の町に身をひそめた青年と、まちの人々との人間模様を感情こまやかに描き出した長編小説。
※広告制作会社精美堂を経営しながら文筆活動をしていたが、2008.10.16肝不全にて82歳で死去。



3-4 凍れる瞳 西木正明  

凍れる瞳 西木正明

第99回直木賞 文藝春秋社 1988.5.30発行
カバー帯(薄ヤケ) 識語署名・落款入り 1冊:7,000円
※捕虜虐待の罪でBC級裁判で処刑された男と、甲子園をめざして投げ合った不出世元読売巨人軍投手スタルヒンの宿命の人生!※2023.12.5 肺血症性ショックのため83歳で死去



3-5 私が殺した少女 原 尞 

私が殺した少女 原 尞

第102回直木賞 早川書房 1989.10.15発行
カバー帯 銀ペン署名・日付入り(裏見返し) 
1冊:12,800円(美本)
※まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、一本の電話ではじまった。私立探偵沢崎の事務所に電話をしてきた依頼人は、面会場所に目白の自宅を指定していた。沢崎はブルーバードを走らせ、依頼人の邸宅へ向かう。だが、そこで彼は、自分が思いもかけぬ誘拐事件に巻き込まれていることを知る…緻密なストーリー展開と強烈なサスペンスで独自のハードボイルド世界を確立し、日本の読書界を瞠目させた直木賞・ファルコン賞受賞作。※現役のジャズピアニストでもある。原氏の署名本は稀少。※2023.5.4 76歳で死去



3-6  緋い記憶 高橋克彦

緋い記憶 高橋克彦

第106回直木賞 1991.10.30 文藝春秋
カバー帯 識語署名入り 1冊:9,800円(美本)
※古い住宅地図に閉じ込められた思い出の町、あの少女の家は空き地とだけ記されていた…。凍りついた時のゆるやかな復讐が始まる―。表題作ほか7篇。



3-7  受け月 伊集院静

受け月 伊集院静

第107回直木賞 文芸春秋社 1992.5.30発行
カバー帯 識語署名・落款入り 
1冊:9,200円(美本)
※永い監督生活の引退の日、ふと見上げた月に向かって祈った鐵次郎の願いとは。表題作以下七篇、野球を通じて描くさまざまな人生風景。※2023.11.24 肝内胆管がんにより73歳で死去。



3-8 帰郷 海老沢 泰久 

帰郷 海老沢 泰久

第111回直木賞 文藝春秋 1994.3.10発行
カバー帯(帯ヤケ) ペン献呈署名入り 
1冊:6,000円(保存良好)
※F1エンジンの組み立てメンバーに選ばれて世界中を駆け回った男の栄光の日々と解任後の失意の日々──人生で味わう喜びと悲しみ。2009.8.13十二指腸癌により死去。


3-9 白球残映 赤瀬川隼 

白球残映 赤瀬川隼

第113回直木賞  1995.5.25発行 文藝春秋社
カバー帯 署名落款入り 1冊:11,000円(美本)
※四国の球場で目撃したのは突如、球界を去った名投手。あの日、よぎった一瞬の影。傷を負いつつも、風雪に耐え、ひたむきに生きていく男たちの後ろ姿。元記者は謎を追って……。野球と女性への限りない憧景を描く会心の短篇集!秀作5編を収載。※2015.1.26肺炎のため83歳で死去。



3-10 凍える牙 乃南アサ 

凍える牙 乃南アサ

第115回直木賞 新潮社 1996.4.20発行
カバー帯 識語署名・落款・日付入り 
1冊:12,500円(美本)
※深夜の東京・ベイエリア。復讐の“牙”が喉笛を襲った。凄惨な連続殺人を追う敏腕、美貌女性刑事。日本のミステリー界に、新たなヒロイン誕生!



3-11 長崎ぶらぶら節 なかにし礼 

長崎ぶらぶら節 なかにし礼

第122回直木賞 文芸春秋 平成11年(1999)年発行 
カバー帯 識語署名落款入り 
1冊 価格:4,900円(美本)
※長崎・丸山遊里の芸者愛八が、初めて本当の恋をした長崎学の研究者古賀十二郎と長崎の古い歌を求めて苦難の道を歩み、忘れられた名曲「長崎ぶらぶら節」との出会いを描いた作品。※2020.12.24 82歳で死去。



3-12 GO 金城一紀

GO 金城一紀

第123回直木賞 2000.3.30 講談社
カバー帯 金ペン識語署名入り 
1冊:12,600円(美本)
※広い世界を見るんだ―。僕は“在日朝鮮人”から“在日韓国人”に国籍を変え、民族学校ではなく都内の男子高に入学した。小さな円から脱け出て、『広い世界』へと飛び込む選択をしたのだ。でも、それはなかなか厳しい選択でもあったのだが。ある日、友人の誕生パーティーで一人の女の子と出会った。彼女はとても可愛かった―。感動の青春恋愛小説、待望の新装完全版登場!。



3-13 プラナリア 山本文緒

プラナリア 山本文緒

第124回直木賞 2000.10.30 文芸春秋
カバー帯 銀ペン署名・落款・日付入り 
1冊:7,900円(美本)
※乳ガンの手術後、何をするのもかったるい25歳の春香。この洞窟の出口はどこにある? 働かない彼女たちに現在を映す恋愛小説集。※2021.10.13膵臓がんのため58歳で死去。


3-14 生きる 乙川優三郎

生きる 乙川優三郎

第127回直木賞 H14.1.30 文藝春秋
カバー帯 銀ペン識語・署名入り 
1冊:10,000円(美本)
※藩衰亡を防ぐため、家老から追腹を禁ぜられた又右衛門。跡取りの切腹、身内や家中の非難の中、ただひたすらに生きた十二年を問う。


3-15 4TEEN フォーティーン 石田衣良

4TEEN フォーティーン 石田衣良

第129回直木賞 2003.5.20 新潮社
カバー帯 銀ペン識語署名入り 
1冊:7,500円(美本)
※銀座から地下鉄で10分、木造の長屋ともんじゃ焼きとスカイラインを切り取る超高層マンションが調和して共存する町・月島。この町で僕たちは恋をし、傷つき、死と出会い、いたわり合い、そして大人になっていく…。14歳の中学生4人組が1年間に出会った8つの瑞々しい物語。



3-16 花まんま 朱川湊人

4TEEN フォーティーン 石田衣良

第133回直木賞 2005.4.25文芸春秋
カバー帯 識語・署名・落款入り 
1冊:7,300円(美本)
※大人になったあなたは、何かを忘れてしまっていませんか?大阪の路地裏を舞台に、新進気鋭の著者が描く六篇の不思議な世界。

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