芥川賞受賞作品 その1

1-1 太陽の季節 石原慎太郎

太陽の季節 石原慎太郎

第34回芥川賞 新潮社 S31.3.15発行
カバー帯 署名栞入り 1冊:11,000円(三方ヤケ)
※女とは肉体の歓び以外のものではない。友とは取引の相手でしかない……退屈で窮屈な既成の価値や倫理にのびやかに反逆し、若き戦後世代の肉体と性を真正面から描いた作品。最年少で芥川賞を受賞したデビュー作は戦後社会に新鮮な衝撃を与えた。人生の真相を虚無の底に見つめた「灰色の教室」、死に隣接する限界状況を捉えた「処刑の部屋」他、挑戦し挑発する全5編。


1-2 れくいえむ 郷 静子

れくいえむ 郷 静子

第68回芥川賞 文藝春秋 S48.2.25発行
カバー帯 署名入り(背小焼け) 1冊:6,500円
※死への道はあまりにも近く、生への道はあまりにも遠い……あの太平洋戦争のさなか、ひたすら“立派な軍国少女”になろうと努めた女学生の青春がここにある。激しい空襲をうけ、次々にかけがえのない肉親や友人を失いながら生きた主人公、大泉節子の努力の行きつく先は、結局愛をも美をも滅ぼしつくすことでしかない。そのひたむきな純粋さ、無残さが読者の心を深くとらえた芥川賞受賞作。


1-3 土の器 坂田寛夫  

土の器 坂田寛夫

第72回芥川賞 文藝春秋 S50.3.15発行
カバー帯 ペン署名入り 
1冊:7,000円(保存状態良好)
※肩を骨折しながらも礼拝のオルガンを弾き続けて母は倒れた。闘病から死までの母を描き、その魂のありかを求める芥川賞受賞作と、心温く家族を見つめる四つの作品
※2005.3.22肺炎のため79歳で死去。



1-4 蛍川 宮本輝 

蛍川 宮本輝

第78回芥川賞 筑摩書房 1977(S52)年 発行
カバー帯 署名落款入り 1冊:5,700円(美本)
※立山連峰を望む富山市のいたち川沿いを舞台に、熱を秘めた思春期の少年の心の動きと蛍の大群をきらびやかに描いた作品。直接、署名を頂いたもの。




1-5 鍋の中 村田喜代子

鍋の中 村田喜代子

第97回芥川賞 文芸春秋 昭和62年(1987)年発行
カバー帯 署名・落款入り 1冊:6,400円
※のびやかな文章で、少年と老女の、田舎でのひと夏の暮らしを描き、家族を思い、人と人の絆を知る作品。直接、署名を頂いたもの。





1-6  村の名前 辻原登

村の名前 辻原登

第103回芥川賞 文芸春秋 1990(H2)年発行 
カバー帯(背小焼) ペン署名落款入り 1冊:6,200円
※中国の奥深く旅した日本人商社マンは、いつのまにか五千年の歴史を持つ「桃源村」すなわち「桃源郷」に足を踏み入れていた・・・。署名は、直接頂いたもの。※2015年度日本芸術院賞に選ばれる。(16.3.23発表)




1-7  背負い水 荻野アンナ

背負い水 荻野アンナ

第105回芥川賞 文藝春秋 1991.8.25発行
カバー帯 署名・ブタ絵入り 1冊:5,400円(美本)
※笑いがはじける。才気が回転する。知性がえぐりだす。そして、優雅が残り香のようにただよう。芥川賞受賞作。




1-8 ゲルマニウムの夜 花村満月 

ゲルマニウムの夜 花村満月

第119回芥川賞 文芸春秋 平成11(1998)年発行
カバー帯 識語署名・日付入り(銀ペン)
1冊 価格:6,300円(美本)
※首を切り取られた石膏像が、殺人を予告する。幾重にも絡んだ悲劇の幕が開く・・・。




1-9 蔭の棲みか 玄月 

蔭の棲みか 玄月

第122回芥川賞 文芸春秋 平成12(1999)年発行    
カバー帯 識語署名入り 
1冊 価格:5,700円(美本)
※大阪市の一角にある在日韓国人の集落の歴史を、すでに75歳の主人公、ソパンの日常と記憶の中から迫害と差別、経済成長と脱出の歴史をつづる作品。直接、署名願ったもの。





1-10 花腐し 松浦寿輝 

花腐し 松浦寿輝

第123回芥川賞 講談社 2000.8.1第一刷発行
カバー帯 識語署名入り 1冊:7,500円(美本)
※多国籍な街、新宿・大久保の片隅、夜雨に穿たれた男の内部の穴に顕現する茸と花のイメージ。少女の肉体の襞をめくり上げ見える世界の裏側。腐敗してゆく現代の生と性の感覚を鋭く描く「知」と「抒情」の競演。※著者の署名本は稀少 ※12.11.2紫綬褒章授賞が決定。※19.11.29日本芸術院会員に決定




1-11 ハリガネムシ 吉村萬壱 

ハリガネムシ 吉村萬壱

第129回芥川賞 文藝春秋 2003.8.30発行
カバー帯 漫画絵・日付・署名入り 
1冊:4,900円(美本)
※客として知った風俗嬢と再会した時から高校教師「私」は<異界>に踏み込んで行く……驚愕、衝撃、センセーショナルな中に不思議なユーモアとモラリストの眼差しが光る傑作小説。




1-12 熊の敷石 堀江敏幸

熊の敷石 堀江敏幸

第124回芥川賞 講談社 2001(平成13)年発行
カバー帯 署名入り 1冊:4,200円(美本)
※フランス滞在中、旧友ヤンを田舎に訪ねた私が出会ったのは、友につらなるユダヤ人の歴史と経験、そして家主の女性と目の見えない幼い息子だった。人生の真実を静かに照らす作品。1995年「郊外へ」で小説家デビュー。




1-13 パーク・ライフ 吉田修一

パーク・ライフ 吉田修一

第127回芥川賞 文藝春秋 2002年発行
カバー帯 署名・落款入り 1冊:3,000円(美本)
※公園にひとりで座っていると、あなたには何が見えますか? スターバックスのコーヒーを片手に、春風に乱れる髪を押さえていたのは、地下鉄でぼくが話しかけてしまった女だった。なんとなく見えていた景色がせつないほどリアルに動きはじめる。日比谷公園を舞台に、男と女の微妙な距離感を描き、芥川賞を受賞した傑作小説。



1-14 介護入門 モブ・ノリオ 

介護入門 モブ・ノリオ

第131回芥川賞 文藝春秋 2004年発行
カバー帯 識語署名・落款・日付入り 
1冊:2,900円(美本)
※無職で「金髪の穀潰し」の俺が、祖母の介護に専念する話を軸に人間模様を色濃く描いた作品。




1-15 沖で待つ 絲山秋子 

沖で待つ 絲山秋子

第134回芥川賞 文藝春秋 2006年発行
カバー帯 署名・落款入り 1冊:3,200円(美本)
※バブル時代に総合職で入社した女性が、社会の中でもまれ、成長していく様子を描いた短編。恋愛未満友情以上の男女の関係を著者らしいさばさばしたユーモラスな筆致で捉えている。




1-16 アサッテの人 諏訪哲史 

アサッテの人 諏訪哲史

第137回芥川賞 講談社 平成19(2007)年発行
カバー帯 イラスト落款日付署名入り 
1冊 価格:9,700円(美本)
※語り手の「私」が、行方不明の叔父に関する小説を書きあげようとする物語。




1-17 終の住処 磯崎憲一郎 

終の住処 磯崎憲一郎

第142回芥川賞 新潮社 2009年発行
カバー帯 署名入り 1冊:5,100円(美本)
※30を過ぎて結婚した男女の遠く隔たったままの歳月。ガルシア=マルケスを思わせる感覚で、日常の細部に宿る不可思議をあくまでリアルに描きだす。過ぎ去った時間の侵しがたい磐石さ。その恵み。人生とは、流れてゆく時間そのものなのだ――。小説にしかできない方法でこの世界をあるがままに肯定する、日本発の世界文学!

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